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一人、独り
2007 / 04 / 23 ( Mon ) 20:42:18
ちょっと気になったので、シキ君に尋ねた

「ねぇ、あたしが死んだら悲しい?」

「悲しいよ」

そう、返されて、あたしはなんだかほっとした
よかった、この人は、悲しいという気持ちを知っているんだな

それがわかって、なんだか少し安心した

ただ、その後の一言があたしの胸を貫いた

「恋が死んだら、裏切りだな」

しごく当然のように、そう言い放ったシキ君

あたしは彼がこんなふうに思うに到った彼のこれまでの人生を思うと
苦しくて涙が止まらなくなってしまった

泣いて、思考を止めてはだめだ

これは、ここ数ヶ月のあたしの課題だったけれど、
今日は泣こう、泣けないこの人の代わりに泣こうと泣きじゃくった

シキ君は、なんて純粋な人なんだろう

本当に生まれたてのべいべーだ

「もっとあたしを確かめて
あたしはシキ君の闇に打ち勝ってみせるから」

眠りに落ちる間際にこれだけは伝えたいと思ってそう言った

「闇なんてねーよ」

ふっと笑ってシキ君が答えてきた

「誰にでもあるんだよ」

それだけ言って、あたしは眠りについた

夢を見て、うまく眠れないなぁと目覚める

すぐそばで、寝付けないシキ君の息遣いが聞こえてきた

今までのシキくんだったら、薬れば、30分以内に落ちていったのにな

眠れないシキ君が気になって、
あたしもうまく眠れないまま朝を迎えた

今日はこのままバイバイしたくない

本当は自分の家へ戻るはずだったが、
仕事を終えたあたしは、シキ君の家へ帰ってきた

たとえ、今夜もシキ君が眠れなくても、
彼をひとりぼっちにしたくない

シキ君は一人だけど、独りではないんだよ

あたしが大丈夫だと思えるうちは、大丈夫

シキ君が、あたしをへこたれない人間だとわかってくれているから大丈夫



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テーマ:誰より一番、君が好きな私が伝えたいこと - ジャンル:恋愛

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