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恋の成分は意地っ張りと強がりと天邪鬼でできています3
2006 / 10 / 25 ( Wed ) 23:14:12
シキ君がしきりに「教えて」と言う

あたしの目を見つめながら

結局、あたしは泣きながら、自分の内省話をした


シキ君の「教えて」に負けたと言いつつ、
本当のあたしは彼に言いたかったんだろう
その上で、あたしを受け入れてほしかったんだろう

「そんなこと、ぜんぜん気づかなかった」
と、言われた

そりゃ、そーだ

だって、ばれないようにしていたんだもん

とどのつまり、
あたしはフロイトの言うホワイトスクリーンにはなれなかった
それでも、それでよかったと思う

少なくとも、彼にとって、
人間身のある脆くて弱いあたしをさらけ出したことは
大きな意味をもったようだった

その夜、あたしは初めて、目をずっと開けたままで
シキ君とshagった

行為の間中、目を開けたままでいたのは生まれて初めてだった

そして、あたしたちは生まれ変わった

あたしたちの関係も再生した


実際のところ、シキ君の、急な態度の変化に、
しばらくの間、あたしだけはついていけなかった

シキ君がまた「恋人」と言ってくれるようになったし、
「前よりも恋を近くに感じる」
と言ってくれたのはうれしかった

彼が何かを乗り越えたことには気づいてた

それでも、
別れ話をしにきた彼と直後の彼の態度のギャップに
あたしだけが追いつけないでいた

けれど、
「以前は、自分だけの思い込みで恋には俺しかいないと思っていた
その自信はいつしか揺らいで消えてしまった
今は自分だけの思い込みじゃなくて、恋には俺しかいないってわかったから 
恋を手放すつもりも諦めるつもりもぜんぜんない」
そんな会話を何度か繰り返して、
あたしも「また恋人と呼んでいいんだな」
と思えるようになった

このシキ君がわざとあたしに捨てられに来た夜から、
すでに一ヶ月以上が過ぎた

最初からそうだったが、相変わらず
あたしと彼の関係は一般的な付き合って数ヶ月のカップルとは
別の位置でうごめいている

きっと彼は、いまだに、
「恋の気もちは一瞬で変わる」と思っているだろうし、
あたしはあたしで、
恋人のくれる言葉を心から信じることはできない
たとえ、それが、あたしの心に響いたとしてもだ
あたしは、どこかで、愛を知らない彼の冷たさにおびえている

あたしたちはお互いがお互いに不安を感じ、
不安ゆえに寄り添い、確かめ合っている
一緒にいるときの一時的な安心感をよりどころに、
少しずつ、それを繋ぎ合わせている

それでも、あの日以来二人の関係に変化はあった

今のあたしたちは可能性にかけている 
互いを信じることは出来なくても、自分たちの可能性を信じている

同じ星を見つめる関係に いつのときか なれるだろうか




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テーマ:赤い糸 - ジャンル:恋愛

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